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こまかいおねえさんは、好きですか。

2023.5.19

こんにちは。ミツボシです。

タイトルにピンときた方は、おそらくミツボシと同世代だと思われます。

 

 

 

さて。

「きれいなおねえさんは、好きですか。」とは、某大手家電メーカー製品のキャッチコピーです。

人の好みは千差万別。

綺麗なお姉さんは、まぁだいたいの方がお好きでしょうが、では細かいお姉さんはいかがでしょうか。

 

 

ミツボシはどちらかというと細かいタイプですが、昔読んだ雑誌によると、女性は大らかな方がモテるとか(へぇ)。

プライベートで細かかろうが、大らかだろうが、モテモテでブイブイいわせていようがそれは個人の自由ですが、そうはいかないのがナッツのお仕事。

 

 

 

 

ホームページの「サービスメニュー」に記載しているように、ナッツカンパニーでは店舗や商品のプロデュース業務も承っています。

 

 

病院職員の福利厚生を目的とした売店のプロデュースとか。

慈恵病院 売店プロデュース

 

 

レトルト商品のプロデュースも行っています。

日本一鶏肉研究所 オリジナルカレープロデュース

 

 

 

これらは、いわば業務用のレシピ開発。

ふだんの暮らしで目にすることが多い家庭用のレシピ開発とは性格がちょっと異なります。

その違いの一つが、数字の細かさではないでしょうか。

 

 

さまざまな条件で調理されることが前提の家庭用のレシピは、各々で味や仕上がりを調節しやすいように「適量」「適宜」「少々」「ひとつまみ」といった表現が使われがち。

一方、商品として毎回同じクオリティに達することが求められる業務用のレシピは、1g、1cc単位まで追求し、あらゆる作業を数値化します。

 

 

 

過去のブログを読まれた方はご存知かと思いますが、ナッツのメンバーは個性豊か。

気質もバラバラで、細かいお姉さんがいれば、大らかなお姉さんもいます。

→ 誰と食べるのか?何が食べたいのか?

→ 数字でみるナッツカンパニー

 

 

どのくらい気質が違うのかというと…。
揖保乃糸のパッケージの開封方法で比較するとこんな感じです。

(誰ですか!腕力に物を言わせてパッケージを破り裂いた人は!ワタ●ベナツコさんですか!?)

 

 

 

ナッツメンバーの中で計量と計算が得意なのは、多分、ツジワキただ一人。

 

 

 

しかし、個々の性格がうんぬんかんぬんなどと言ってられないのがお仕事というもの。

そこは全員が頑張って、1g、1cc、1mmまでこだわって試作と試食を重ねています。

 

 

「料理は直感に従って目分量で作るのが一番おいしくできる」が信条のミツボシも、ナッツのキッチンに立つ時は例外。

ナッツの宇宙人的存在・カネエも「なにこれ!なんでなん!?」と目に見えない何かにツッコミを入れつつ、計量カップの目盛とにらめっこしています。

 

 

 

 

ワタナベは「トリッパ」を「トソっペ」と書いて「まぁ読めるデショ!」とそのまま押し切るほど、細かいことは気にしない豪快タイプ。

 

 

 

しかし、計量に関しては細かくこだわっています。

 

 

 

数字を出すのは食材のグラム数や調味料の量だけではありません。

食材にまぶす粉類の配合や、食材に対する割合。

 

 

 

調理の際の油は何を使うのか。

サラダ油、なたね油、米油にひまわり油、大豆油などなど…。
試しながら、選択肢を一つずつ潰していきます。

 

 

 

加熱時間がたった1分間だろうと、タイマーで計測し、状態を記録します。

「ん〜体感で1分経ったかな?」なんて言っているとワタナベからしばかれます。

 

 

 

どのくらいの火の強さで、どのくらいの時間加熱すれば、狙った水分量まで煮詰められるのか。

そんなことまで、もういちいち、これでもかというほど何でもかんでも計って、量って、測ります。

正直、す〜〜〜〜〜〜っごく面倒です!!!!!

 

 

 

 

それでも細かく作業をするのは、ひとえに「クライアントの皆様に喜んでいただきたい!」「食べた方に笑顔になってほしい!」という思いから。
お渡ししたレシピや開発した商品が、世界のどこかの食卓をより良くするために、ちょっとだけでもお役に立てますように。

「ナッツに依頼して良かった」「この料理を選んで良かった」とご満足いただけるように。

 

 

今日も今日とて“こまかいおねえさん”と化して眉間にシワを寄せながら計量し、業務を遂行するナッツメンバーなのでした。

 

 

  1. カテゴリー:ナッツのメンバー

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