3月25日（土）16:55の放送で最終回を迎えたテレビ番組「渡辺夏子のあしたはお弁当の日」。

みなさま、ご覧いただけましたでしょうか？

 

 

最後のお弁当のメイン料理はいなり寿司。

ちょうど桜の見ごろを迎えた今にぴったりの内容だったかなと思います。

 

 

 

せっかくなので、この機会に最終回収録日の裏話をお伝えします。

ちょっと長くなりますが、よろしければお付き合いください。

 

 

 

収録日の朝から、いえ、番組の休止が決まった日から、だったかもしれません。

献立を考えたり、買い出しリストを作ったり、台本を読んだり…。

ことあるごとに目が潤む渡辺。

この様子では収録時は大変なことになるぞと、スタッフは数日前からティッシュペーパーの在庫が十分にあるかチェック。

渡辺にいつでも差し出せるように、当日もティッシュペーパーの配置をこまめに確認していました。

（渡辺はすぐに物を移動させてしまい、行方不明事件を起こすので、こまめな確認が必要なのです・・・）

 

 

そんなスタッフの心配をよそに、気を取り直したのか撮影クルーの皆様を相手にいつも通りキレッキレのトークを繰り広げる渡辺。

ここはなんばグランド花月か？と思わせるほど冴え渡っておりました。

 

 

 

そんなこんなでリハ開始。

順調に進行しそうな感じだったので、スタッフはひと安心。

 

 

 

SNS告知やインフォマーシャル用のコメントを撮っていただき、いざ本編の収録がスタート！

万全の下準備の甲斐あって、いつも以上にスムーズに作業が進みます。

 

 

 

 

 

・・・しかし、ここで異変が起きます。

お弁当を詰め終わり、いつもの決めゼリフ「はい、できあがり！」へ。

しかし、なかなか言葉が出ず、やたらと空気を吸っては吐いてを繰り返す渡辺。

 

 

なんとか言えたものの、明らかに目が潤んでしまっています。

予定ではこの次に、視聴者のみなさまへの挨拶を収録することになっていますが、いけるか、いけるのか渡辺！？

 

 

 

お弁当の物撮り中に渡辺がメイク直しに入ったため、ここで撮影クルーの皆様とこっそり作戦会議を。

「・・・・やばくないですか？」

「あれは絶対泣くね」

「泣くでしょ（笑）」

「泣いたらメイクが落ちちゃいますね」

「そもそも泣き止まないかも」

「泣き始めたら時間かかるだろね〜」

「じゃあ撮る順番を変えようか」

 

 

 

会議の結果、試食コメントを先に撮影し、その後にみなさまへの挨拶を収録することに。

陰でそんな話し合いが行われていたとは知らず「いなり寿司ひと口でいけるかな〜イヤイヤいけんやろ〜ガハハ」と独り言をつぶやいている渡辺。

 

 

なんかちょっと面白い顔をしてみせたり（実はかなり面白い顔だったのでスタッフの判断によりぼかし処理を施しております）して、決して泣くまいと自分なりに頑張っているようでした。

 

 

 

そしていよいよご挨拶のシーン。

この写真の直後、ひと言目を発する前からダバーっと滝のように大粒の涙を流し始める渡辺（やっぱり！）。

 

 

トライしては涙、トライしては涙の繰り返しで、ヘアメイクのHさんには何度メイク直しをしていただいたことでしょう。

 

 

何回やらすんじゃと言いたい気持ちをぐっと抑えて（かどうかは知りませんが）何事もなかったかのような顔面に戻してくださった凄腕Hさん、あらゆる機材を駆使して渡辺を美しく撮ろうと尽力してくださったカメラマンTさん。
ナッツスタッフ一同心の底から御礼申し上げます！！！！！

 

 

 

たった1分間の挨拶を収録するのに要した時間は何と20分間。

涙とともにこの番組への愛があふれ出るのを、きっと抑えられなかったんですね・・・・。

 

そんな渡辺の心が整うまで、静かに、あたたかく見守り、サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

また、素敵な花束を全員にご用意してくださったプロジェクトリーダーのTさん。

かっこよすぎでした！ヒュ〜♪

 

 

さて、最終回収録日の裏側のお話は、ここまで。

 

最後になりましたが、2年間、テレビの向こう側で応援してくださった視聴者のみなさま、本当にありがとうございました。

番組は一旦休止しますが、TwitterやInstagramは変わらず更新しますので、そちらもぜひご覧ください。

 

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またどこかでお会いしましょう！