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撮影担当からみる撮影準備のこだわり

2023.2.24

どうも!

 

「錦糸卵の女王」こと、金得です。

※詳細はブログ後半にて。

 

 

ナッツカンパニーではアシスタント業務の他に

 

スチール撮影や動画撮影を

担当している私ですが

 

↑少々クセの強い撮影スタイル

 

写真も動画も、撮った後には

魔の「編集業務」が待っています。

 

 

 

若干の色味を調整したり、

どうしても消し切れないパッケージの気泡や

対象物の汚れだったりを

自然にととのえるのですが

 

これも、比重としてはなかなか重めの作業。

 

 

 

個人的にはなるべく、

撮影時にキレイに撮っておくことで

この「修正作業」は少なくしたい業務のひとつです。

 

 

 

 

先日、べつのカメラマンさんがいらっしゃる

カタログ撮影の前日準備として

 

飾りにつかう野菜の下茹でや錦糸卵、

調味料の準備、

ゼリーの下ごしらえをしました。

 

 

なるべく、あとから細かな微調整をせずに済むよう

ここはアシスタントの腕の見せどころです。

 

 

 

例えば茹で野菜は、色よく茹でたら

氷水にさらして色止めをします。

 

ゼリーは最大限、表面の泡を消します。

(卵やゼリーの気泡消しには、

チャッカマンであぶるとイチゲキ!)

 

 

そして薄焼き卵を細く切れば錦糸卵・・・

というのも

家庭料理での話。

 

 

普段の料理なら見た目はコレ(↑)でも

十分!ですよね。

 

 

 

ですが私たちは、これではいけません。

 

 

 

「ハンバーガー用のパティ」と

「ハンバーグ」が別物のように、

 

「薄焼き卵」と「錦糸卵」も

まったく別、という認識です。

 

 

フライパンで溶き卵にうす〜く火を通したあとは

ぬれ布巾の上でふたをして2分待ち、

 

かたまった卵のふちを切り落としてから、

丁寧に細く切っていきます。

 

 

このひと手間で、仕上がりはこの通り!

みてこのツヤと美しさ!

 

この仕上がりを見て、撮影当日不在だった私へ

芸術的!とLINEをくれた夏子さん。 ((キュンッ))

 

この日から、カネエは

自称・錦糸卵の女王と

名乗っているとかいないとか・・・

 

※ちなみにカットしたフチの部分は

この日のまかないのうどんに入れて、

おいしくいただきました。

 

 

 

 

それはさておき、このように

とにかく見た目においしいことを一番に重視して、

準備しています。

 

 

とはいえ

実際の”おいしさ”より大切なのが見た目の美しさ!

ではありますが

 

撮影後においしくいただきたいから、

味もちゃんと作りますのでご安心ください。笑

 

 

 

主役である

クライアント様の商品を引き立たせる役割を

きちんと果たすべく

 

脇役である彩り野菜たちにも

手をぬかないという意識が、

 

 

撮影当日、商品を一番良い状態で

見せることにつながりますし

 

撮影後のカメラマンさんの修正業務も

最小限にできるのではないか、と

 

普段、撮影・編集することもある私は

ひそかに願って準備をしています。

 

 

 

常に完成形を意識して

 

スタッフひとりひとりがプライドを持って

細部までこだわることが

 

チームで仕事をしている撮影では、

特に、とても大切なことだと思っています。

 

 

 

そしてこのプロ意識が、

ナッツカンパニーの強みでもあるのです!

 

か、カッコイイ!

 

 

  1. カテゴリー:ナッツの裏側

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