プロフェッショナル 仕事の流儀〜フードコーディネーター編〜
2023.1.20
締め切りが迫っている。
インスタやTwitterで賑わう世間の人たちを恨めしげに指をくわえて眺めたり、
ネットニュースに流れる芸能人のゴシップ記事を無駄に深く掘り下げたり、
不毛この上ないようなTikTokの動画をだらだらと眺める時間は、
もう残されていないのである。
食の専門家として、
またはフードクリエイターとしての大義大望、
このようなテーマを
経営者の端くれである私はシカと綴らなくてはならない。
前置きが長くなったが、このブログの話である。
Webサイトリニューアルと共に3年ぶりに再開したこちらのブログは毎週金曜日に更新される。
3名のスタッフと私の4人が持ち回りで担当し、各自水曜日の夜までにそれぞれの原稿をサイトの下書きに保存。
更新日の金曜朝9時30分には雨が降ろうが槍が降ろうが、確実に、更新ボタンを押す。
という鉄壁のルールを決めたのはナッツのアナウサギ警官 三星(ミツボシ)。
ちなみにせっせとWordを打っている現在、時刻は木曜の23時59分。
まだ下書きには入れらず、2巡目にして早くもルールを破ることは、
主宰として無念の一語に尽きる。
あえて言い訳がましいことを言わせてもらえれば、
決して忘れていたわけではない。
なんならこの数日は
“はてさて何を書いたらいいのやら”と、もはや仕事よりも重いプレッシャーを感じ、思案に暮れていた。
このブログは組織として大切な広報活動の一環である。
くれぐれも内輪ネタやおふざけに終始しないよう、
フードコーディネーターとして、
管理栄養士として、
フォトグラファーとして、
それぞれがパブリックなテーマを取り扱うように。と指示を出したのは何を隠そう主宰の私であり
真面目なスタッフはそれを忠実に守っている。
そう、金得(カネエ)をも。→これが内輪ネタ
なので、私がここでいきなり、
100発100中!夏子の人相占い!
とかいう、フードコーディネーターの仕事において有用性のカケラもないようなくだらないあれこれを喋り散らすわけにはいかぬ。
たとえそれが最高に傑作で、私に一番求められていることであっても。
―2時間経過―
とうとう日付をまたいでしまった。
真面目なテーマに向き合うと遅筆になるのは昔からの悪い癖である。
このまま爪を噛みながら最終締め切りの朝9時半を迎えるわけにはいかないので、突然であるが〆に入らせていただく。
再び言い訳であるが、前述した通りの深いテーマについて語ろうと思えば、
たとえば、
ナッツカンパニーのビジョン、食の専門家として伝えたいこと、クリエイティビティな仕事へのこだわりなど胸に秘めた思いがないわけではない。
メニュープランニングや商品開発、プロフェッショナルな仕事の流儀について語りたい気持ちは山ほどある。
ただ、どうやらそれらは言葉にして並べると非常に軽く、陳腐なこしらえごとになりそうである。
真面目な話はスタッフに任せ、
あるいは仕事に対する情熱は仕事の結果で伝え、
こちらのブログにおいての私はやはり、
100発100中!45歳からの人相占い!
路線で行くべきではないだろうか。
それは、どんな職業であっても、
一番大切なのは誠実さと、そして何より人としての魅力以外にないと信じるが故である。
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