Info & Blog

商品開発の長い道のり

2023.1.6

おはようございます。

 

年末年始は地元・大阪へ帰省し、のんびり過ごして

パワーチャージしてきたカネエです。

 

 

フードコーディネーターとはなんぞや?ということを

何も知らないまま

 

ナッツカンパニーでアシスタントを始めて1年が経ちました。

 

 

 

そんな私が去年1年間、たくさんの新しい経験をさせていただいた中で

とくに印象に残っていることは、

 

何と言っても商品開発の過程です。

 

 

 

 

ある日のスープ開発では

1グラム単位で出汁や塩の量を変更し、

 

 

事前に味の特徴を細かくメモした資料と

いく通りもの試作品を企業様にお持ちし、

 

どの味がコンセプトやイメージに近いかを決めていきます。

 

 

 

一般的な市販のスープやその他の出汁類もかき集め、

塩分濃度や糖度をはかって研究し

独自の商品を開発します。

 

 

 

そして最終的に、そのスープを使って調理した場合に

どのような味になるのかを確認するべく、

お肉や野菜を入れてお鍋を作って、それも全て試食します。

 

 

お腹が空いている今、この写真をみると、

美味しかった味が蘇って

「食べたいなぁ」と思うばかりですが・・

 

連日食べ続けるので、

なかなか根性がいります、ほんとに。笑

 

 

当たり前ですが、ただ食べるだけではなく

 

スープが食材とあわさって、どのような風味に変化しているか?

企業イメージに対してどうか?

 

と言ったことを考えながら食べ比べるので、頭を使います。

 

 

 

はたまたスイーツの商品開発のときには、

言わずもがな口の中が甘さでいっぱいになるので

 

塩気のあるおせんべいなどを時々はさんで

口の中をリセットしつつ、

少しずつ配合を変えて試食を繰り返します。

 

 

これらは気の遠くなる作業ですが、

それでも「これだ!」と思える味を見つけることが出来るのは

 

単に私たちが食べることが好き・・・だからではなく(笑)

 

 

完成した商品がたくさんの方のもとに届き、

美味しく召し上がっていただく姿を思い描いているからです。

 

 

 

だからこそ私たちは、一つ一つの商品に

愛情と責任を持つことができるのです。

 

 

 

そんな共通の想いを抱きながら、

今日もグラム単位で材料を計量しております。

 

↑半袖姿が寒々しい(笑)

  1. カテゴリー:ナッツの裏側

Blog Category