法人成りから一年
2025.6.6
数日前、産休中のスタッフから1通のメッセージが入った。
「法人成り1周年おめでとうございます!」
すっかり忘れてしまっていたが、
そういえば、弊社の創業年月日は令和6年6月2日であった。
当時の心境はどんなんだったけ?と改めてこのナッツブログを読み返してみたところ
法人化に至った特別な思いなどは特に書かれておらず
個人事業主としてやりずらくなっただけ、というような、よくぞまあここまで、、と思うほど本音を綴っており我ながら呆れ驚いた。
覚悟を決めて退路を断ったとかなんとか、他にも言いようはあっただろうに、当時の私を呼び出し、もっと体裁を整えろと説教したいくらいである。
ただ、故山本文緒さんの”なぎさ”という小説の登場人物の所さんという老人の言葉を引用し
「自分の意志で決めて動いているようでも、ただ大きな流れに人は動かされているだけだ。成り行きに逆らわずに身を任すのがいいよ。できることはちょっと舵を取るくらいのことだ」
今の私はまさにそんな心境です。
とあり、これは1年経った現在のナッツの様相そのものではないかと感じている。
というのも今年はスタッフの妊娠、出産というおめでたいニュースと同時に、撮影スタッフ、頼れるスタッフが不在。
法人成りしたもののさてどうするかと思案していたのであるが
現在のナッツの仕事は不思議なことに新店舗のメニュープランの企画立案や既存店舗のメニューリニューアル、商品開発、アドバイザリー業務などがほとんど。
今年度の見通しとしては、物理的なマンパワーを必要とする業務よりも、フードコーディネーターとしての知識や経験を活かしつつ、クライアントさんと共に伴走する業務内容が主となっている。
様々な兼ね合いからお店の名前をオフィシャルに発表することは控えるが、今のところ今年中に、メニュープランのお手伝いをしたお店が4店舗オープン予定であり、現状としては他にも既存店のメニュープランのリニューアルなど昨年まではなかった事業内容にどっぷり浸かっている。
現在の私は
視察、試作、考案、資料作成、打ち合わせ、考案、試作、打ち合わせ、資料作成、試作、試作、打ち合わせ、試作・・・・・
このようなループをせっせと繰り返すゴリゴリのプレイングマネージャーである。
本来、経営者がプレーヤーとして存在することは事業の成長の妨げとなるだけで誉められるべきことではないのであるが
今の組織体制を鑑みたとき、ある意味、良いバランスの行動と成果が見せられているのではなかろうかと納得している。
令和7年6月2日 渡辺景撮影
そうはいっても、一般的に言われる2年目のジンクスというものを考えないわけではなく
ちょっとしたアクシデントがある度に
(車をガリったり、猫の糞を踏んだり、鳩の糞を浴びたりとか(糞だらけ))
これはもしや2年目のジンクスの兆候なのでは?
とビクビクするほど気の小さい性分だが、今のところその気配はないようで、長期プロジェクトはなんとか順調に進んでいる。
ナッツカンパニーと関わってくださっている全ての方々にこの場を借りて心よりお礼を申し上げます。
沖縄旅行記②を書くつもりが、すっかり現況報告となってしまった。
最後に少しだけ。
ブセナテラスはハワイ、サイパン、グアムにはもう行かなくていいかも。と思うほど素晴らしいホテルでした。また行きたいです。
以上。(小学生の夏休みの宿題 ひと言日記並)
ホテルのロビー もはやハワイ。
メインダイニングのビュッフェ。どれもこれも本当に美味しくて安定の1.5キロ増。
レストランからのサンセット。この空間、景色、もう死んでもいいや。と本気で思った。
部屋からの眺め。絵画のよう。
おまけ。
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