遠い人間ドック
2025.4.1
去る2月某日。
2月22日土曜日は半年遅れの人間ドックであった。
元々、昨年7月に予約していたのだが、平日は思うようにスケジュールがつかず、延期に次ぐ延期でようやっと確保できた奇跡の1日。
折りしもその日は月に一回企画している某産婦人科の試食内覧会の日で、私は進行と挨拶を担っているのだが、関係者には深々と頭を下げ事情を説明し、欠席の旨伝えておいた。
私の役回りはいつもご一緒しているプロデューサーにお願いした。
さて当日。
問診票を手に定刻の8時半、弊社スタジオ近くの総合病院に到着した私は少し違和感を感じた。
駐車場には1台の車も停まっていない。
過去にも人間ドックを受けたことはあるが、これほど賑わっていない病院の駐車場は見たことがない。
まあ、病院が賑わうというのも不謹慎であるし、この忙しい年度末ギリギリに人間ドックを受けなどという要領の悪い人間は私くらいなもんなんだなーーと呑気なことを考えながら院内に入った。
薄暗い。というか真っ暗。
なるほど、物価高に加えこの不景気。病院も節電対策か。
そういえば、東京で東日本大震災を経験したとき、こんな風にいろんなところが薄暗かったっけ。
もうすぐ震災から14年か・・・・熊本に来てすっかり足が遠のいてしまっているけど、また東北にも行ってみなくては・・・などと来し方行く末に思いを馳せたりした。
ぼうっとしながら正面の受付カウンターに行くと、初老の男性が2人、不思議そうな顔をしながら私を出迎えた。
受付に、初老の男性。
病院の受付に初老の男性というのも珍しいなーーーー
いやいや、受付は若い女性、いわゆる受付嬢などという決めつけこそ、昨今のジェンダー問題に直結する。
今は男性の看護師だって珍しくもなんともない。
初老の男性が受付したってなんの問題があろう。
入口から受付カウンターまでのほんの数メートルしかない距離を歩きながら、ここまで様々なことを考えた私はある意味天才ではないか、と今更ながら思う。
以下私と初老の会話。
私「人間ドックを予約している渡辺です」
初老「人間ドック???今日ですか?」
私「はい。問診票もあります。」
初老「今日、病院はお休みだけど・・・・問診票見せてください。」
私「え?これです・・・」
初老「(問診票を見ながら)これ、昨日ですよ。」
私「あの、今日って・・・何日ですか?」
今日は23日日曜日であった。
人間ドックの日付もその日の日付も両方を勘違いしていたため、23日、すなわち当日行われていた某産婦人科の試食内覧会には運よく遅れて駆けつけることができた。
突然現れた私に関係者の方々は驚かれ、そして呆れた。
普段からクールなプロデューサーは感情を込めず、冷めた表情でこう言い放った。
「人間ドックで脳も見てもらったらどうですか」
久しぶりのブログがこんなしょーーーもないネタになってしまい、汗顔のしきりである。
人間は日付も曜日も分からなくなるほど働いてはいけないということを、51歳にして学んだわけだが、
そんなこんなでドタバタとしていた年度末が過ぎ、株式会社ナッツカンパニーも2月に無事第1期の決算を終えた。
すでに2期目に突入している今年度は果たしてどんな一年になるのか。
出産ラッシュの弊社としては人手が足りず、踏ん張りどころの1年になりそうではあるが、
どんな状況でも志は高く、包括的に成長していける企業を目指し、日々精進していこうと思う。
関係者の皆様、本年度も何とぞよろしくお願いいたします。
ちなみに今週土曜日は正真正銘、まごう事なき人間ドック!である。
人気の記事
まだデータがありません。