ピントを合わせるということ
2024.11.11
明け方の寒さが身に染みるようになったなあと思ったら窓全開で寝てました。
そりゃ寒いわ。
どうもフジカワです。
今回は前職について語ってみたいと思います。
前職で私は何をしていたかというと
人の口座の中身や財布の中身をのぞき見していました。
待ってください通報はやめてください。
詳しくいうと、とある税理士法人に勤めておりました。
主な業務は顧問先企業や個人事業主の方の経理・財務の代行。また、その年の収入、利益を集計し正しい税金を納付していただくことです。時には補助金の申請や、経営計画の立案に携わらせていただくことも。
前職ではたくさんの貴重な経験ができました。
しかし、財務、税務は人によってはかなりのデリケートな部分。時には計算の結果にご納得いただけないことも。
一つ一つの勘定科目を見ながら、結果全体やお客様の心情までを俯瞰する。
「ミクロな視点とマクロな視点、両方を使い分けなさい」と当時の上司からよく教えられていました。
実はナッツのお仕事でも似たような一面があります。
それはピントを合わせるということ。
私ごとですが最近少しずつ料理写真の撮影をさせていただけるようになりました!
しかし、カメラもろくに触ったことのない私はまずピントを合わせ方から苦戦しています。
この写真も、撮影者は私ですがツジワキ大先輩からの手厚いサポートあってのもの。
どこに絞るべきか、お皿や見せたい部分ははっきり見えるか。
焦点を当てながら、でも全体を俯瞰しながら。ミクロの視点とマクロの視点。
限られた時間で最高の瞬間を逃さない、カメラマンなどの「撮影」を職にされている方々には尊敬の念しかありません。
ちょっと話が飛躍しますが、これは人生においても似たようなことが言えるのではないでしょうか。(どうした急に)
どういう人生を歩むため、ナッツで何をするのか。
自分自身に着目して、何をするのか、何ができるのか日々考える。
しかし、ピントを絞れば絞るほど、目の前の解像度は上がりますが周りがぼやけてしまう。
私は困難な場面や環境の変化に直面したとき、周囲の方々にたくさん助けられました。
もちろんナッツメンバーからも。
集中すべきときはぎゅっと絞る。
時には周囲まではっきりと見えるように、自分を俯瞰する。周りの方々への感謝を忘れぬように。
そうやって右往左往しながら少しずつ「理想の構図」に近づいていくのかもしれません。
プロのカメラマンのようにパッと合わせるには、まだまだ修行あるのみです。
ピントを合わせる。ミクロの視点、マクロの視点。
この世のいろんなものは一繋ぎだと感じるのでした。
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