年末に届く手紙
2024.1.12
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
年明けから胸を締め付けられるニュースばかりで、心身ともに休まらない日々が続いている方も多いのではないかと思います。
皆様が1日でも早く平穏な日々が戻ってくることを願っております。
さて、今週から全員集合し、ナッツカンパニー2024が始動しました!
年始早々に昨年末を振り返るのも如何かと思いますが・・・
私自身、“当たり前”がいかに尊いものかと実感する出来事がありました。
(以下、ほぼ文字ブログですみません。)
というのも、タイトルにある通り、毎年年末になるとお手紙を送ってくださる方がいます。
それは大学4年生の時にお世話になった研究室の教授・M先生(高身長イケオジ)です。
M先生は毎年欠かさず年末に、ご自身の近況報告を兼ねて、研究室の全OBOGにお手紙を送ってくださいます。
昨年末もポストを開けて、届いた手紙を見た瞬間、
失礼ながら「先生、マメだな~」と口に出していました(笑)
しかし、今の時代、こうやって手紙をもらう機会って少ないですし、
今でも私のことを覚えてくれてるんだな~と嬉しさがこみ上げます。
そんな先生は、私が研究室に入る前からガンと闘っていらっしゃいました。
入退院を繰り返しながらも、研究室では弱音を吐く姿を見たことはありませんし、学生に全力で向き合ってくださる先生です。
毎朝欠かさない江津湖ジョギング、出勤は学生より早く、帰りは学生よりも遅い。
学生の頃は気づかなかったことも、同じ社会人となった今では凄いとしか言いようがありません。
運動生理学を専門とする研究室ということもあり、先生自身、健康や体力づくりには人一倍気を使っていらっしゃいました。
卒業後、なかなか顔を出すことができていない私にとっては、年末のお手紙で先生の病状を知ることが緊張の一瞬でもあります。
先生はここ2年ほど、様々な治療にチャレンジされていましたがほぼ効かず、
昨年、全身の骨に転移していることがわかり、「2024年の正月を迎えるのは難しいかもしれないです・・・」と言われたとのこと。
手紙にはこう続いていました。
― 平日は帰宅時間を早め、これからはできるだけ毎日子供と一緒に食事をしようと決めました。
これを読んだとき、いかに“当たり前”が尊くて、儚いものなのかと感じました。
しかし、ここであきらめる先生ではありません。
治療法を見直し、薬を飲み続けた結果、良い方向に変化があり、ひとまずは安心できる状態になったとのこと。
自分の語彙力の乏しさが悔しいですが、
自分はまだまだやれるし、もっと大切にすべきものがたくさんあると思いました。
普段とは違った内容になりましたが、お許しください。
今年は自分にできることを全力投球で!頑張りたいと思います!
今年もよろしくお願いいたします(^^)
2024年最初のまかないは贅沢パスタでした☆彡
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