夏が苦手な、11月生まれの夏子です。
2023.9.1
4週連続企画「夏の思い出」ラストを飾るのは
ナッツカンパニー代表の渡辺夏子です。こんにちは。
本来であればタイトルは、”夏が大好きな夏生まれの夏子です”
と書き記したいところであるが、
何を隠そうワタクシ渡辺夏子は、
四季の中で最も憂鬱で大っ嫌いなのが、夏。
生まれも夏の景色とは無縁、紅葉真っ盛りの11月20日。
・・・・・・・・。
これまで幾度となく、名前を付けた母ヒロコに、なんで夏子よ?
と尋ねてみたが、
「秋生まれで夏子やけん、かっこよかろ?」
と、答えになってない答えが返ってくるばかりであった。
まあ、今から50年前の次女の命名はこんなものである。
(ちなみに姉は平仮名で”あゆみ”統一性のカケラもない)
そんなわけで、「夏の思い出」と言われても、
夏は冬眠ならぬ夏眠状態。
休みの日はクーラーをガンガンにきかせた部屋にこもって惰眠を貪りつつ過ごしていたし、
若い頃はそれなりに海に行ったり、プールに行ったりもしたけれど、
そもそも好きではないので、楽しい記憶としてインプットされていないというのが事実である。
結婚して長女が生まれ、ピアノを始めた2歳から15歳まではコンクールのサポートに忙しく
個人的な楽しみとは無縁になってしまった。
楽しい思い出なんて何もありません。
では話が(ブログが)終わってしまうので、過去の携帯のカメラを見返し、facebookの写真などを引っ張り出し、
夏の思い出らしい写真を探してみた。
まあ、出るわ、出るわ、あんた何様?と言いたくなるような、いけすかない女の写真が。。。
夏の思い出、というよりは、単に”夏に撮影された写真”ではあるが、
派手こそ美徳と勘違いしていた過去の自分を、自戒の念を込め、公開させていただくこととする。
誰やねん!マジで、嫌われっぞ!!!
アホか!!!なんだ、その足は!!!クロスさせんな!
何が言いたいのかもさっぱりわからん。なんとんつくれん(熊本弁でくだらない)
これはまあ、正しい夏の思い出。シンガポール。でもやっぱりどことなく嫌な女。
夏子から出てるとしか思えないと友達に言われたお決まりの構図。
いずれの写真も今から10年ほど前、38〜40歳ぐらいであり、
数年後には、熊本に移り住んでフードコーディネーターとして独立し、スタジオを構えるなど
想像だにしていなかった頃である。
そんな私の40代最後の今年の夏は、というと、
お盆休みはおろか、土日の休みも返上しなくてはならないほどの忙しさであった。
もちろん、お洒落とも無縁で、毎日仕事用のジャケットか、作業着ばかり。
クローゼットには一度も袖を通さなかった夏の私服が並んでいる。
あれも着なかった、これも着てない、
サンダルも履かず、
お祭りにも足を運ばす、
蝉の鳴き声をゆっくり聴いた記憶もない。
夏のイベントで唯一大好きな花火大会も、遠くで鳴る振動がほんの少し胸に響いた程度である。
風情も無い、情緒も無かった。
無い無い尽くしで終わった今年の夏を10年後、還暦を前にした私はどう振り返るのか。
何より、60歳の私がどんな夏を迎えているのか。
今と同じように大きな口を開けて笑って過ごしているのか、
そもそもフードコーディネーターを続けているのか、いないのか、
いない場合は何をして過ごしているのか、
予測のつかない未来は、楽しみなようでもあり、怖いようでもある。
最後に、ほっこりした夏の思い出写真をご紹介。
7歳の頃の次女。
肉って・・・・・。
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