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実は動画も撮っています

2023.6.30

子どもの頃は苦手だった「とうもころし」が大人になって大好物になったツジワキです。

春、筍のアク抜き用に購入した30センチの巨大アルミ鍋、初夏も大活躍しました。

 

 

 

今日で6月が終わり、ナッツカンパニーの仲間入りをして丸8ヶ月が経ちました。

このブログが始まった当初、フレッシュな新米ナッツだと名乗っていましたが、

そろそろ、その肩書きとはお別れしなければならないくらいの月日が流れているようです。

 

 

さて、ナッツのブログファンの方々(いることを信じて)は、

フードコーディネーターのあれこれについて、認知されてきたのではないでしょうか?

 

 

しかし、友人からは「フードコーディネーターってどんなことをしているの?」と聞かれることも多々。

イメージの大半は「レシピを考案して料理を作っている人たち」のようなのです。

 

 

例えば、料理写真やレシピ動画の撮影、編集もやってるんだよ~と話すと驚かれます。

 

想像以上に知られていなかったようで・・・ (広報担当、伸びしろしかありません)

インスタに載せている写真の中には、ナッツメンバーが撮影した写真が多くあるのです。

 

 

そして、動画制作強化中のナッツカンパニー。

カネエを中心に、現在は月4~5本のペースで動画の撮影、編集をしています。

 

 

 

 

 

近年、身近になってきたレシピ動画。

視聴者にとっては、調理方法を短時間でわかりやすく知ることができ、タイパ良しの便利なツールですよね◎

 

しかし、いざ制作側となってみると、こだわりが詰まったひとつの作品であると言っても過言ではありません。

 

 

 

例えば、こちらの「大人のねるねるねるね」のレシピ動画を制作するとして、大きく3つのステップがあります。

 

 

 

スーパーで気になってしまい購入。通常の「ねるねるねるね」より、お値段もちょっぴりプレミアム。

 

 

 

STEP1 事前準備

 

この事前準備が非常に重要です。

 

まずは、料理内容の決定とレシピの作成!

今回、料理内容は「大人のねるねるねるね」、レシピはすでに完成済みです◎

(普段は、クライアント様のご要望をもとにレシピを考案しています。)

 

 

 

「大人のねるねるねるね」の場合、ターゲットは誰なのか?

そのターゲットの目に留まる配信方法は?飽きずに観られる時間は?

WebサイトやYouTubeなら16:9比率、InstagramやTiktokなら縦型で・・・

 

などなど、クライアント様にヒアリングを重ね、動画の用途や掲載メディアに合わせてサイズや尺を決定します。

 

 

また、撮影イメージの共有に欠かせない絵コンテ。

同じベクトルで挑むことでイメージの食い違いが起きにくく、撮影がスムーズに進みます。

 

 

 

 

STEP2 撮影

 

いざ、撮影スタート!

 

よく見るレシピ動画はこんな感じ。

 

 

中身がわかりやすいガラスボウルに材料を加えていきますが、

「大人のねるねるねるね」の場合は材料が背景と同化してしまい、なんともわかりにくい・・・

 

 

背景を変えると、色別できるか?下地を変えてみます。

 

 

そもそも付属の容器があるではないか、とツッコみたくなりますね・・・

準備物が少なく簡単に楽しめること、これがクライアント様の意図であり、動画に反映させることも重要です。(今回はお許しください)

 

 

また、アングルも考えます。

材料を加えるシーンは真俯瞰から分かりやすく、

 

 

 

ねるねるシーンや質感を押さえたいと思えば、横から

 

 

 

 

目玉の完成シーンは、箸上げ(スプーン上げ)してみたり、

 

 

より魅力的に映るように飾りを足してみたり・・・

 

 

 

 

より良いカットが撮れるよう絵コンテとは違うアングルで撮影することも、

当日はアイディアを出し合いながら臨機応変に対応していきます。

 

 

 

 

STEP3 編集

 

さて、撮影したら終わりではありません。撮影したパーツを組み立てる編集作業に入ります。

 

「大人のねるねるねるね」はポップな動画というよりは、シックなものにしたい。

見飽きないようにシーンの展開は早く、文字フォントやBGMも雰囲気に合ったものに。

 

など、事前準備で決まった方向性に沿って編集していきます。

ここでは長くなりそうなので、別ブログでご紹介したいですね・・・

 

 

とにかく!

どうしたら視聴者が実際に作りたくなるのかを考え、細部までこだわりながら仕上げていきます。

 

(撮影中、カメラに写り込まない画期的な指差しアイテムを見つけたワタナベ。)

 

 

食のプロとして、料理の魅力を引き出すことはお手の物!

自ら調理し、その料理の推し方がわかるからこそ、その輝きを一瞬も逃すことなく撮影します。

 

 

今後、ナッツのInstagramでも制作実績を更新しますので要チェックです~!

 

  1. カテゴリー:ナッツの裏側

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